こんにちは 増田ひとし通信です。10月19日(月)所属会派自民クラブが町長へ要望した内容の詳細報告です。
7.事業成功のための手法を明確にすること
9)町民の将来不安を払拭するための手法を明らかにすること
<趣旨>東埼玉道路・浦和野田線の結節点を含めた適切な地区に、国土交通省が地方創生の拠点づくりとして後押しする「道の駅」を、町内外から多くの人を呼び込む町の新たなランドマークとしての基本計画の具現化を明確にし、実行すること。平成30年3月、「道の駅基本構想」ができ、令和元年5月松伏町「道の駅」基本計画が示され、本年9月町議会定例会全員協議会にて候補地の選定の中間報告がなされた。しかしながら、町が示す施設内容、収益性に関して、どのような手法で行うか見えてこないので、公的な施設と収益のための施設を国、県、町の役割毎に明確にし、目的と施策、投資金額、投資回収の考え方を明らかにして「負の遺産」とならないことなど、町民の将来不安を払拭すること。また、以下の点を明確にすること。
ⅰ)町民、団体、事業者との調整経過・結果を明らかにすること
ⅱ)関係機関との調整のマイルストーンとタイムラインを明らかにすること
ⅲ)事業主体と整備内容を明らかにし、費用負担も明確にすること(基本構想P3、P15 一体型整備の区分)
ⅳ)営業主体の選定を明らかにすること
ⅴ)「松伏町道の駅基本構想」「松伏町基本計画」に基づく、市場競争力のある「道の駅」成功のため、一般からの公募を前提としたコンペ方式の採用を検討すること
ⅵ)不安要素の中での見切り発車は避けること
自然災害が多発し、収束の兆しの見えない新型コロナウイルス感染症禍でもある。また、規模の小さい町内マーケットを主体とするの施設づくりは、人口減少、公共施設の維持に多額の資金が必要とされている中、国・県からの支援が少なく収益を生まない大型公共施設建設は慎重に取り組むべきである。
むしろ、時代の変化と社会情勢をよくよく熟慮し、先見性があり実証実験などを伴う先進的な国家事業を含めた大きな支援が得られ、かつ町外から多くの顧客の来訪が見込める魅力溢れる事業を目指すべきと考える。
ⅶ)9月議会定例会で町より提示された候補地B案は東埼玉道路側道および県道中井松伏線の東西両面から、車両の出入りに有利さがあるものの東西南北への拡張性が制約され発展性に乏しい。『道の駅』と新公共交通システム導入を配慮した『バスターミナル』に求められる必要面積を考慮し、再考することを求める。
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