こんにちは 増田ひとし通信です。 10月30日(水)自民クラブが町長に令和2年度予算編成のための要望書を提出した。安全安心な暮らしのできる町づくりをはじめ、人口増対策、子育て、高齢者が健康に暮らせるまちづくりなど21項目の要望を提出した。詳細は以下参照ください。
要望事項
1. 安全・安心な暮らしのできるまちづくり
2. 未来を担う子供たちが健やかに育つまちづくり
3. 健康で生きがいを持って暮らせるまちづくり
4. 町民主体の地域コミュニティ豊かなまちづくり
5. 活気あふれるにぎわいのまちづくり
6. 利便性の高い快適空間のまちづくり
7. 効率的で質の高い町政運営を進めるまちづくり
8. 第5次総合振興計画の推進
9. 第5次総合振興計画の推進
1. 安全・安心な暮らしのできるまちづくり(生活環境の充実)
1)災害に強い、安全安心なまちづくりを推進すること
<趣旨>
近年の気象変動に伴う被害状況の変化をハザードマップに反映し、周知を図る。
ⅰ)避難所の見直しを行うこと
① 地震と水害を明確に分け、住民に周知すること
② 現在指定の避難所の水害時の有効性を見直すこと
心理的に水害時に水の集まりやすい定位置への避難はしにくい
③ 水害時は水害の影響の少ない高台の施設場所等を避難所に指定すること
例 田中地区 松伏会館/田中第二公園 赤岩地区 農村センター
などの場所も小さな施設だが利用可能か検討する
ⅱ)北部センターを高台の利点と既設施設を活かし町の防災拠点とすること
ⅲ)災害に合わせて広域避難協定の締結を拡大推進すること
(水害避難の為、比較的高位置と高層の建物を有する事業者の協力を求める)
ⅳ)中川の堤防幅の不足箇所(国管理の弥生橋から上流に向かって左側)、また余裕高の不足箇所(県管理の堤防)を整備推進すること
2)自主防災組織の組織率と機能の向上策を講じること
<趣旨>
地域の自主防災組織の「公助」の機能が全町をカバーし、その機能が一定レベル以上に維持できる実効策を講じること
防災モデル地区認定制度を導入することにより「共助」「自助」の重要性を町民に啓蒙し、自主防災組織の組織率と機能の向上を図ること
3)火災、地震、洪水ごとのテーマで、「いのちを守る」ことに重点を置いた避難・防
災訓練へと見直しを行い実施すること
<趣旨>
「自分の身は自分で守る」初動訓練、避難訓練を実施し、自ら反射的に行動できるまでの実践に即したものとすること(独り住まいの高齢者含む)
また、近隣住民同士で安否確認を迅速に行い、「自分たちの地域住民のいのちは自分たちで守る」体制を構築できる訓練とすること
① 住民が主体的に行動できる自宅での初動訓練、自宅から避難所までの避難訓練、避難所での行動、マナーなどの注意事項の教育を含めた町民が主体的に行動できるよう促す訓練とすること
② 自主防災組織活動と町防災訓練とを連携させること(町民参加のしくみ作り)
防災モデル地区の活動をトップランナーの手本とし、横展開を図ること
2. 未来を担う子供たちが健やかに育つまちづくり
4)子育てしやすい魅力あふれるまちづくりの推進とPRに努めること
<趣旨>
・既に活動している子育てのしやすさの施策をわかりやすくまとめ、PRし町への
転入促進を図ること
*特認校で育まれた魅力ある学校づくりの成果と町内全校への波及効果も含め
る
・子育て包括支援センターの活動成果をまとめ、保護者が悩み事を気軽に相談で
きる窓口としてさらに充実させること
・子育て支援センター(北部)の案内をわかりやすくすること。
*入口と県道側に看板設置する
・働く親たちが安心して子どもたちを預けられる、待機児童ゼロで魅力あふれる
町づくりを行うこと
5)町をあげて子どもたちが健全に成長できるまちづくりをすること
<趣旨>
・松伏の児童・生徒の良さを明確にし、さらに豊かな人格形成に資する施策を講
ずること
・子供たちの将来の成長に有益な児童書の充実を図ること(予算倍増)
・松伏町の郷土を愛する心を育む施策を推進すること
・地域ぐるみで取り組むコミュニティ・スクールを導入すること
・安心して登下校できる通学路の交通安全確保や防犯の取り組みを行うこと
・子どもたちが安心して遊び成長を促がせる公園の整備と適正な配置をすること
・松伏第二中学校体育館の大規模改修を計画的に推進すること(基本設計と予算)
・全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の分析結果を踏まえ、それぞれの
学力に応じた到達目標値を定め実施すること
13)通学路の交通安全の確保に向けた取り組みを行うこと
6)音楽による町づくりを推進すること
<趣旨>
音楽の町として誇れる質の高いイベントを開催すること
・松伏にゆかりのある音楽家によるコンサートや祭典を定期的に実施すること
・音楽の町にふさわしい音楽ホールの維持向上に努めること
(駐車場の舗装、ホール床の再塗装など)
3. 健康で生きがいを持って暮らせるまちづくり
7)健康長寿をめざした施策の継続実施
<趣旨>
松伏町の健康指数を改善すること
・健康まつぶし21(第2次)の健康指数から改善施策を行うこと
-介護・医療費抑制に寄与する予防介護と予防医療の拡充
・住民が住んでいるだけで健康になれる町づくりを行うこと
- 公共施設が主に集約された市街化区域と市街化区域以外とを、公共交通機関で連結させて利便性の向上を図ること
- すでにコンパクトタウンである優位性を活かし、完成に近づけること
- 魅力的な遊歩道をさらに拡充し、健康遊具も適正に設置して、楽しく用いて健康の維持増進に役立つようにすること
8)生きがいづくりの提供
<趣旨>
人のために役立つことで評価され、僅かであっても参加者にメリットのあるポイント制の導入
・松伏カルチャーセンターを開設し、主催者、協力者にポイントを付与
*町内のボランティア、文化サークル活動、スポーツ活動、農業体験などの町内のあらゆる活動を一体化。高齢者の現役時代の経験、技能技術の活用
4. 町民主体の地域コミュニティ豊かなまちづくり
9)高齢化に対応した施設対応
<趣旨>
北部センターは地域コミュニティのため有効活用が継続されること
・椅子への変更 ・駐車場の舗装化
10)自治会振興事業の再検討
<趣旨>
現行の魅力アップ事業の制度は、利用しにくい側面がある。事業実施する自治会加入者が現制度より利用しやすい内容に改めること
5. 活気あふれるにぎわいのまちづくり
11)良質な住環境の整備提供に対するサポートを推進すること
<趣旨>
良質で安価な住宅提供に対する町の支援策を強化すること(既存宅地の活用含む)
・(仮称)ゆめみ野北地区の整備を推進し良質な住宅提供を図ること
12)地元雇用創出のための産業振興の推進を図ること
<趣旨>
町民を豊かにする施策。町内産業の振興、町内土地の有効活用、町内に人を呼び込
む施策の実行。人口増対策としての地方創生・産業振興の推進
・競争力のある地域資源を活用して雇用を創出し、地域活性化支援策を展開して人口増につなげること
・地方創生資金を活用して、町の地域活性化事業を民間企業と連携した地域産業の
競争力の強化と雇用の創出を図ること
・地産地消を推進するため、松伏ブランド創出の支援を行うこと
(競争力があり、収益の上がる新たな特産品を開発することを含む)
・町に人を呼び込み、地場産業がうるおう施策を講ずること
*事業者の成長のための支援策を積極的に行うこと
(事業展開の立地、必要施設の設置箇所の確保などの支援)
・農業の基盤整備を図ること
13) 観光をKeyとする町の資源の付加価値の向上を積極的に推進すること
<趣旨>
町外から人を呼び込むために観光をKeyとして、地方創生資金、ふるさと納税、クラウドファンディングを有効活用し、既にある町の資源に付加価値を加えて次世代に継承していくこと(「体験型観光」なども含める)
・遊歩道と史跡、名産品との融合・農業体験(田植え、稲刈り、芋ほりなど)
・カヌー体験 ・工場見学(カレー、製麺) 他
14)町内資源の維持向上
<趣旨>
町内公園に付加価値を加え、町民が誇りをもち町外から人を呼び込む資源とする
・松伏総合公園・記念公園保存活動
*遊歩道保存会や大川戸地区県営まつぶし緑の丘利用促進委員会を参考に保存会を立ち上げ活動すること
15)タウンプロモーションの質を向上させ、町の魅力を内外に発信すること
<趣旨>
タウンプロモーションの質を向上させ、町の魅力や施策・イベント等の情報を広
く内外に発信し、交流人口を増やして人口増加につなげること
6. 利便性の高い快適空間のまちづくり
16)町内公共交通網、最寄り駅へのアクセスの向上を推進すること
<趣旨>
・町外への通勤・通学者の公共交通網の価格も含めた利便性を向上させること
・超高齢化社会に対し、公共交通空白地域・不便地域の解消と交通弱者に対応した
コミュニティ交通体系の将来構想を作り、その実現を目指すこと
・高齢者福祉タクシー制度では、交通空白不便地域の解消の施策としての効果が現
われていない。一刻も早い住民ニーズに対応した移動手段を構築すること。
*市街化区域以外の自治体に1ボックスカーを貸し出す制度を試験的に導入し、評価して実施の可否を判定すること
17)将来の町の発展のため、町内道路を中長期的視野に立って計画的に整備すること
<趣旨>
・狭あい道路の実態調査を行い、解消に向けて町道の将来を見据えた計画的な道
路整備に取り組むこと
・町道管理のために有効・効率的な維持管理方法を確立し、補修に必要な予算の拡充を図ること
・将来を見据えた更なる道路網の整備計画を実行すること
ⅰ)東埼玉道路、浦和野田線整備により、既存県道への車両交通量の流れの変化から発生しうる危険性を予知して、対策を立案すること
*市街化区域との結節、大川戸地区、赤岩地区周辺の東西道路網の整備を中長期的視野に立って実行計画を立てること
ⅱ)北部地域から最寄り駅までの道路交通網を長期的視野に立って計画すること
ⅲ)砂利のみの町道を簡易舗装に計画的に整備すること
ⅳ)採納を受けた道路後退用地の舗装を計画的に行い、住民の要望に応えること。
7.効率的で質の高い町政運営を進めるまちづくり
18)人口減少しても住民サービスの質を落とさないこと
<趣旨>
・人口増施策と並行し、人口減でも住民サービスを落とさない施策を講じること
19)ごみ減量化と再資源化の推進
<趣旨>
依然として松伏町の一人当たりのゴミの排出量は減っているとは言えない
実効の上がる施策を速やかに推進すること
・プラスチック製の容器削減を推進すること
*庁内でのマイボトル使用の推進。町民への啓発
・ゴミの有料化について具体的方向性と実施年次を示すこと
・中間処理場の作業環境と作業の合理化・効率化の推進
*作業者の動線と作業工程の合理化、物流を配慮した作業施設のレイアウト
20)公共施設管理を計画的に実施できるように手立てしていくこと
<趣旨>
老朽化した公共施設の保全のため修繕や更新工事を計画的に実行すること
・保全費用が多額となると予想されることから、必要な資金を基金として準備し
ていくこと *農村トレーニングセンター雨漏り修繕など
・人口減、高齢化などの人口構成の変化に対応し、施設の統廃合も視野に入れた費用の抑制策も講ずること
・国の補助金を活用し、空き教室の有効利用を図ること
*町立保育園、保健センター、民族資料館、図書館などに有効活用を図る施策
を打ち出すこと
8.第5次総合振興計画後期基本計画を実行していくこと
21)第5次総合振興計画後期基本計画を着実に実行すること
<趣旨>
・田島地区の新市街地への企業誘致及び雇用創出を推進すること
・東埼玉道路・浦和野田線の結節点を含めた適切な地区に、国土交通省が地方創
生の拠点づくりとして後押しする「道の駅」を、町内外から多くの人を呼び込
む、町の新たなランドマークとしての基本構想を明確にし、実行すること
・第5次総合振興計画の後期基本計画を町民の意向を配慮しつつ実行すること
以上
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