こんにちは増田ひとし通信です。7月16日(土)、埼玉大学連続市民講座「危機の時代Ⅱーしなやかな社会を目指して」の第3回講座が、埼玉大学キャンパス内で開催された。大学院理工学研究科長谷川有貴准教授により「日本の農業における危機と未来ースマート農業を支えるセンサ技術ー」をテーマに講演された。農業分野における労働力不足、高齢化の深刻化、荒廃農地の増加、気象現象の激甚化による農地・農業施設の被災が課題であり、農業の省力化、就労者の負担軽減、若年層に対する産業としての農業の魅力向上などの観点から産官学交えたロボット、AI、IOTなど先端技術を活用したスマート農業の取り組み、進捗、成果と課題について詳しく語られた。また、ご専門の植物の持っている電位差を測定することで光の波長で異なる成長を分析し、高品質で収穫の多い農産物の生産に役立つことなど紹介された。取り組む農産物の選定、必要とする投資と事業規模、国・県の農業支援政策など課題も多いと感じた。
ひとし
埼玉大学連続市民講座受講
Updated: Jul 18, 2022
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