こんにちは 増田ひとし通信です。 11月23日(土)、埼玉大学創立70周年記念事業の連続市民講座を受講した。本年度の最終回で、6回目となる。今回は埼玉県立がんセンター臨床腫瘍研究所(伊奈町小室)の大平美紀主幹の講演で、第1部のテーマは「DNAからガンの性質を探る-ゲノム研究の進展とがんゲノム医療への応用」だった。ガン遺伝子検査に関する30年間の歴史をたどり、最先端のがんゲノム医療についての解説があった。2000年代にヒトゲノムの解析が完了し、遺伝子を高速で読み解く解析装置の登場などで、遺伝子変化を分析する検査が急速な進歩しガンの性質に合わせた薬や治療法も急速に進んだとのこと。がんゲノム医療の進展で遺伝子パネル検査も保険適用されるものが出てきている。第2部では大学院理工学研究科 菅沼雅美教授とのパネルディスカッションも行われ、最新のがん研究や今後の研究の行方について話し合われた。質問コーナーとして今後のがんゲノム医療の予防医療への展開やAIの活用等について質問した。ディスカッションの中で少し触れていただいた。遺伝子情報は膨大なので、やはりこんごAIの活用は欠かせないとのコメントがあった。また菅沼教授の研究テーマである「緑茶によるがん予防」では日々の緑茶を飲む習慣ががん予防に効果あるとのお話があった。がん細胞は柔らかっく、緑茶はそれを硬くする効果があるとのこと。アメリカでも注目され、研究が進んでいるとのことであった
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